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『京都、春。』の印刷方法について

 『京都、春。』は、高精細印刷を実現する手法として知られるハイブリッド・スクリーニングの一種「Fairdot 2(フェアドット)」で印刷をしています。

 従来の印刷方法(AMスクリーニング)では線数(1インチ四方あたりの網点の数)は150~175線ですが、この「Fairdot 2(フェアドット)」の場合は倍以上となる350~400線相当の品質で印刷することができるのです。

 「Fairdot 2(フェアドット)」で印刷された印刷物の特長は、モアレの発生を防止、絵柄のディテールまでクリアに再現できるとともに、細かな線などの表現にも優れており、そして何よりも色の再現性が素晴らしい印刷手法として知られています。

 ほぼ最新の技術ということもあって、同人誌の印刷における採用は過去にはほとんど類例がないのではないでしょうか。

 先日、武内崇さん、小林尽さんと一緒に実際に『京都、春。』の色校正を確認させていただきましたが、クオリティの高い印刷から産み出されたA3サイズの「空気感」「奥行き感」に思わず息を呑みました。PCのモニター上で画像データを眺めていたときには感じられなかった感動が確かにそこにはありました。『京都、春。』の見どころのひとつには参加していただいたクリエイターさん方のご尽力で完成した背景の美しさがありますが、その美しさを損なわずに誌面に定着させるために、今回採用した「Fairdot 2(フェアドット)」での高精細印刷は大いに寄与していると思います。

 いよいよ発行が間近に迫った『京都、春。』をどうかよろしくお願い申し上げます。
 

 

ルビコンハーツ 加野瀬未友 伊達平良

2009年12月24日 | Posted by 加野瀬
[京都、春。]